REPORT 9.
10/24(日)
目が覚めたら、ああ、もう今日だ。帰らないとならない日……。
目が覚めて、 そのまま、 蒲団の中から撮影。 いい天気のようです。 朝風呂浴びて……。 あーあ、ほんとに いい天気だよ。 |
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あ〜あ……。 これを食ったら、 帰らなきゃならない。 なんだか淋しいな。 |
フロントの奥さん | ご主人 |
お世話になりました。 |
く〜! なごり惜しいけど、さよならです。
どうもありがとう、お世話になりましたーー! またね〜!
● 8:40 0.0km 渓山荘スタート!
さあ行こう。気合いを入れ直せ!
二日目のルート |
さて、今日はもう、最短距離を突っ走るのみです。地図上で 34.7kmです。昨日と比べたら大したこと無いし、この距離ですから、バッテリー2個で余裕で持ちます。ですので、いつもの通りフルモードで走る予定です。
まずは、バッテリーはおニューの方から使います。はたして新品は、フルモード走行で、どれだけ行けるか、確認でもしてみましょう。
ここは図の中央やや上。峠。点線の所。 |
いきなりくたばってます。 |
● 8:55 2.8km 最初の峠
いきなり急坂。あっという間に右膝の痛みがぶり返してしまいました。一応最後まで登りましたが、ご覧の通りへろへろです。右膝が痛い痛い。
ただ、ここからは自宅までほとんど下りです。特に上図のAの位置からは、約
40km/h前後のスピードで快適に下れました。ほんと、エンジンカットスイッチ大活躍でした。作ってほんまによかったです。
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途中の光景。干し柿。 |
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峠の上 |
● 9:40 12.6km 二つめの峠
この峠が一番キツかった。最後まで登れず、とうとう歩いてしまいました。なにはともあれ、もう宝塚だよ! 出発から1時間。くーっ、速いなあ。もっとゆっくり行こうよ……。
しかしなあ、なんで自宅への帰り道って、こんなに切ないんだろうね。
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ヤーーーッ! |
くそー! いい天気だゼちくしょーっ!
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この土産物屋手前で、 |
バッテリー交換となりました。 |
● 10:30 23.2km 土産物屋てまえ
いつものバッテリーが約 21kmだから、おニューは新しい分、ちょっだけ性能がいいのかもしれませんね。
……いや、違うか。おおむね下り坂だったから、伸びたんだろうな。と、言うことは、新旧、変わりはそんなにないということだな。
旅もそろそろお終いです。
ついに、いつも走っている山に着いてしまいました。
頂上付近で小規模な土砂崩れ。先の台風 23号の仕業でしょう。あらためて、被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
この、いつものコースでは、最高 47km/h出しました。この数字が、全ルート中でマックスの記録となりました。
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3 見慣れた街が見えてきます。 |
4 街中へと入って…… いや 飲み込まれていくんだな。 |
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6 さ、ラストスパートです。 |
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到着! |
● 11:20 33.0km ゴール!
所要時間 2時間 40分。平均速度 12.2km/hと、あいなりました。おつかれ!
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無事、ぷちツーリングも終わりました。よくやったと、自分を褒めておきましょう。
……。
さあ、我らがフォルテのことです。
いきなりですが今回、一番感じたことが、バッテリーです。コイツがキーになると感じました。
いいですか、大人の皆さん。幼児用の三輪車を想像してください。
この三輪車で、ツーリングしようよ! ……と言われて、できますか?
おそらく、ムリなんじゃないかと思います。
さて、どうしてでしょう? どこが、ムリなんでしょう?
答えはペダリングです。
あれは、もはや我々には、きつい――実際、まともに漕げないでしょう。だから、ムリなんです。
では、その三輪車に、パワフルなガソリンエンジンを取り付けたらどうでしょうか?
もちろん、エンジンコントロールは右手のアクセル操作です。
今度は、少しは可能性が見えてきたのではないでしょうか? ……そういうことなんです。
フォルテは、言ってみれば三輪車です。僕の日本人的体型、すなわち短い脚でも、いっつも膝を曲げっぱなしになる車体形状です。それでツーリング中、ペダリングに非常な苦痛を感じました。
この車体は、残念ながら、ペダルによるロングツーリング向きではないのです。
電動で自動的に動いて、初めて生きるものなのです。
厳しいことですが、自動的に走ってくれるからこそ、乗っていられる自転車なのだと思います。
で、バッテリーの話です。1個で走れる範囲内では、どうか。
ツーリングと逆に、街中をちょこっと走る分には、これは最高の自転車である、ということです。法に厳しく縛られるスクーターなどに、けっして負けていません。
旅が終了してから、荷物を全部下ろし、身軽になってから、街中に買い物に出掛けました。
そしたら――!
わがフォルテ、まるで檻から解き放たれた野生動物のように、びしばしとキレのいい走りっぷりをみせたのです。
それは、バッテリー2個使いが、重量1個約 9.5kgが、どんなに負担になっていたかという証明でした。
ゆえ、メーカーさんに求めたいのは、長寿命のバッテリーです。バッテリー1個で、10時間は平気で使えるようにしてほしいのです。(体重
60kgの僕が乗って、現状品は約 1時間が限界です。)
(あと、モータースピードは現状のままでいいです。あんまり速くしたら、ケーサツに目を付けられてしまう! >_< )
2番目に、軽量化です。あと 10kgは、軽くしてほしい。それだけで全然違うでしょう。
そうしたら、フォルテのこの形状は、街中から旅先まで全てをカバー出来うるという一大長所となり、フォルテを、最高に使える自転車、名車ならしめることになるのでは、と考えます。
ま、僕があらためて言う内容でもなかったかな。
メーカーさんには、当然のことでしょう。
ですから、期待させて頂きまっせ〜!
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あれ? これは…… |
しかし……。
ついさっきまで、僕、旅先の旅館におったんだよ? でも今、もう自宅にいる。
この、変な感覚も、ぷちツーリングと言うものなんでしょうかね……。
旅中で 夢をフォルテが 駆けめぐり
なあんてな! ははは!
ふと、ポケットに手を入れる。手が、何かに触れる。
「あれ……この感触は……?」
とりだして見ると――ギャーーーッ!?
旅館の部屋の鍵だーーーー! どっひぇぇぇぇ〜〜!
ああっ!
バッテリー2個で、両手がふさがっていたんだよ! 片手 10kgずつ!
だからフロントで、渡しそこねた!(←なんじゃらほい!)
いやホント、青くなって泡食って電話に飛びつきましたがな。へたすりゃ賠償問題です。
「すっすっす、す、すみませ〜〜ん!」
そしたら、
「いいよいいよ」
……
ああ、翌月曜日、ダッシュで速達で返却させて頂いたのでありました!
それにしても、よくぞ走行中、ポケットから落ちないでくれたものよ! 神様仏様に感謝だー!
皆さん!
篭坊温泉近辺にお立ち寄りの際には、どうか「渓山荘」をよろしくご贔屓にィ〜〜!
入浴だけでもOKです! 800円!
どうもありがとうございました!
現在の僕の、ぷちツーレベル…… フルモードで約 21km。(僕の体重約 60kgとしての、データ) |
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