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ティータイム・2

 


 燃料電池は、何故に急がねばならないのか?

 なぜなら「化石燃料の枯渇は絶対に避けられない」問題だからです。
 正直、「それが何時か」は専門家でも分かっていません。ですが、“枯渇する前提”で行動しないと、後手に回ります。

「管理人さん」が欲した原稿は、自転車用リチウムイオン電池でした。(ヤオ注:そういやそうだった……)
 ですが、これは単純にそれだけでは片付けられない問題なのではないか? コトは、「これからのライフスタイル」にまで及ぶ、大きな問題なのではないか、思ったのです。
 そして取材を続けるうちに「自家発電の環境構築」に出会い、諸問題解決のその切り札として、燃料電池の存在にあらためて気付かされたのです。

 まず、水素は無限にあります。原料の枯渇問題はこれで解決です。

 そして、未来。

 燃料電池が成ってこそ、初めて「オール電化の家」が成立します。
 電線がなくなることによって、些細な停電で、生活環境が無力化することはなくなることでしょう。(無力化……。2004年、秋田市内で実際に起こってしまった、ごく最近の出来事です。)

 燃料電池が切り開く未来。そこにあるのは確かな世界、進むべき世界……と思います。

※ ※ ※

 有線供給される電力が途絶えれば、私は仕事になりません。お客様のパソコンデータ移動中に停電では、もう謝罪して済む問題ではなくなります。安定した電力なくしては成り立たない仕事です。雷による瞬断(ごく短時間、コンマ数秒の停電です)、逆に2時間越の停電、全てが災いします。

 住宅用燃料電池。何のことはない、私が真っ先に欲しいのです、ネ。



 おおお……。なんだか話がでかくなったぞ。大丈夫か原田社長!?
「石油が枯渇」する話なんて、僕が小学生のころから「あと十年」とか言われ続けてきて、いっこうに枯渇する様子をみせてないんだが……。どうなんだろね。
「オール電化の家」は興味ありますね。となると、停電が町からなくなるんだな。なんとなくロマンチックさがなくなるような、ヘンな感傷を覚えたりして……。(´ー`)



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