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可逆変化による熱の利用

 


● 「占い」 乗物用として


 自転車に限らず、バイクを含む全ての二輪車乗りの皆様の「永遠の悩みの種」と言えば?
 それは「寒さ問題」です。
 燃料電池の副産物として可逆変化時の熱があると書きました。感づいた方もいらっしゃると思いますが、その話がこれにつながるのです。
 いや、実に長い伏線でした。(笑い)

 燃料電池が二次的に発生する熱量を、二輪乗りの暖房に使わない手はない、と思いませんか?
 雨合羽のような構造で、保温チューブが内蔵されている。これに熱量を循環させ、ライダーを暖める……。
 実際どれだけの熱量が発生するのか、今のところ客観的な数値が出せませんが、でも、魅力的ですよね?(ヤオ注:同意)

(注記:実は「オートバイ用品」で、その様な製品は既に存在しました。排気管(マフラー)を管で繋ぎ、その排気熱量を暖房に利用する、という品物でしたが、詳細はすみません、存じ上げません。)

※ ※ ※

 ここまでのまとめです。

・動力源としての燃料電池、これはもはや秒読みでしょう。
・更に面白いのが、反応熱の利用。これが上手くマッチングすれば、一石二鳥でしょう。
・されどその熱量が「暖房に足りる」のか、研究の余地がいささか残っていると思われる。
・しかしながら諸般の問題は、もう解決まで時間の問題にすぎない。

 何のことはない。値段と、提供・供給の基盤整備が残るのみです。
 願望まじりの占いですが。

「ガソリンスタンド」は、その役目を終えるのではないでしょうか?
 その代わりに「電気スタンド」(笑)の出現です。
 またコンビニで、「水素ボンベ」いえ、もっとスマートに「水素カートリッジ」が、いつでも買えるようになる。

 幻想かも知れませんが、この八卦は当たって欲しいものです。

※ ※ ※

 さて、「乗物用燃料電池」。トドメのお話をいたしましょう……!
 ……と、その前に。(笑い)


 うーん……。何となく記憶があるような……。オートバイの排気利用の暖房装置……。
 かつて存在していたとして、なんでなくなったのかな?
「排気ガス」が、汚いと、嫌われたのかな?
 単純にそうだったら、もしかしてクリーンなものだったら、マジで普及するかしれないね。



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