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2次電池の現状

 


 当ホームページの常連さん、管理人さん、大変お待たせ致しました。当方、「青色申告」とお客様の「急ぎの仕事」が重なり、ために原稿が遅れましたことをお詫び申し上げます。

 いや、実は、何とも……管理人さんの「鬼の形相」が夢に出てきまして。「これは、そろそろ原稿に着手しないと、呪われるゾ!」と予感したしだいなのです(爆笑)。
(ヤオ注:僕は皆から「仏のヤオ」と呼ばれています。(・。・) )


 さぁて、いってみましょうか!


2.二次電池と上手にお付き合いするには?

 お待たせ致しました。二次電池、「充電可能・再利用可能」な電池ですネ!

 まず二次電池の現状です。

 前回論じました一次電池を、今日ここまで発展させた、その立役者たる電化製品は何かと言うと、それはデジタルカメラではなかったか、と私は思います。そしてまた、二次電池の牽引役としても、このデジカメの存在はとても大きいように思います。

 もちろん、二次電池の発展に欠かせなかった製品は、この他にもノートパソコン、携帯電話、電動車椅子など、たくさんの実例を挙げることができます。
 が、(これは個人的な考えですが)「二次電池の規格化」という観点から見ると、いま挙げた製品群は、デジカメほどそれが整備されていない(!)ように感じられるのです。
 今回(この原稿のため)各メーカーに取材を敢行しましたが、この私の思いは裏づけされたように思いました。すなわち、二次電池は「各社が好き勝手に作っている」と結論せざるを得なかったのです。

 この問題のやっかいさは、乾電池(一次電池)に置き換えて想像してくだされば納得いただけると思います。
 乾電池が、各メーカーごとにその形状・起電力が違っていたら? まず間違いなく社会に混乱が生じたことでしょう。
 私は家電製品のよろず相談を生業としております。そんな私ですが、これほどの二次電池の「無法」は読めませんでした。

 携帯電話のリチウムイオン電池、ノートパソコンの電池、デジカメの電池。同一メーカーですら、「型番が違うと互換性がない」……。
 一般の皆さんもそうでしょうが、私は職業ですから特に思うのですが、これは困ったことです。
 20年前のパソコンではあるまいし……。「当社のパソコンには、当社のプリンターしか接続できません」と同じ事、同じレベルではないでしょうか、これは?
 この現状、私は納得いきません。ここはデジカメに一層の奮起を期待したい、と思う今日この頃なのです。

 思いもかけずグチってしまいましたネ。すみません。



 おまたせいたしました、貴方の原田社長の再登場です! (^o^)
 今回はいよいよバッテリー(二次電池)てことで、電動自転車ヤローどもは、どうぞたっぷりと蘊蓄をご堪能下さい。なんか貴方の改造の、ヒントがあるかもしれません!
 そうでない方々も、家電のちょいウラ話的な内容ですので、必ずやご興味を持って頂けると思います。
 どうぞ存分にお楽しみあれ!!



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