| ■ 自転車マニア「マニア」:日本語では趣味が高じたヒト、時に褒め言葉としても使われますよね。
 
 では、試しにそこの辞書引いてご覧なさいよ。
 (で、得意のMicrosoft Bookshelf Basicのアイコンをクリック)
 「マニア」・・「熱狂者」。で、英文の綴りを選択して、クリック。
 「mania」・・「異常な熱中[執心],熱狂」、最後の方に「躁病」……。
 
 ついでに英英辞典を見ると、
 「a disorder of the mind」
 「a disire or interest so strong that seems mad」
 でしょ?
 「mad」なんだなぁ(*_*)。
 
 
 中学時代、カメラ&オーディオマニアの道を諦めたワシは、学生時代は自転車マニアだったんです。(
      HP見てね(^_^)v )
 
 でも、就職して、バイクに本腰入れて乗るようになって何年か経ったら、あれは非常に無駄な時間とお金の使い方だと悟ったのです。あれだけの時間とお金があったなら、もっと長期間のツーリングに、沢山行けば良かった。5年生の時(ヤオ注:工業高等専門学校。5年制の学校です)、バイクで北海道10日間回ったけど、短かったもんなぁ。
 
 所詮自転車も、人間の使う道具。走ってナンボ、どれだけお金をかけて、軽い自転車を作っても、眺めて磨いているだけでは、ジジィの盆栽と一緒や。
 
 最近、バイク屋さんにちょくちょく行くようになって、特にその考えは強くなりました。最近バイクに乗るのは、高校生とかではなく、ある程度年取って時間もお金も余裕のある人達です。子育ても一段落し、お給料もそれなりにもらってる。
 
 で、バイクを買う(当然、大型二輪免許も『買う』。免許、新車、諸経費、ヘルメットなどで100万円以上)。
 最初の内は、ちょこちょこ乗ったり、マフラー変えてサスペンションも変えて、腰痛が出る年頃なのでハンドルも高目のポジションになるように変えて(ここまでで改造費30〜40万円)、、
 で、2年後の車検の時、エンジンかかんないんですよ。乗る回数がどんどん減ってって、最後に乗ったのは半年前、2年間の走行距離が2000km。その上ちゃんと転倒した跡があったり(*_*)。
 
 コレ、正しい「道具」の使い方、趣味のあり方なんですかね?
 高い買い物なんでしょ?だったらそれなりに使わなくちゃ、道具がかわいそうだよ。そんだけ改造する時間とお金があったら、まずその転倒しないように練習して(最低Uターン位はできないと、困るよね?)、月一回でもツーリングに行けるでしょ?
 
 あんまり一所懸命になり過ぎると、本来の目的を見失ってしまう。
 25年前に作ったワシの自転車、無言で語っているような気がします。
 
 
 言い訳:でも、さすがは当時の一流部品、今でもほとんど問題なく、ノーメンテで走ってます。良いものは、確かに良い。
 当時買い集めて、使っていなかった部品も、今では手に入らないらしく、ヤフオクで一儲けできました。
 
 
 
 2005,2,5『○力の世界へようこそ!』○力様
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